神宮前「HORAIYA」/乾物屋の息子が好き放題している。

2021年9月にオープンしたばかりの、コーヒーとサンドイッチのお店。あまり店員さんと話すタイプではないわたくしが唯一、店員さん含めて好きで通っているお店です。なんなら、店主のお兄さんが前に働いていたお店に通っていて、お兄さんが独立したのでついてきた、もはやおっかけです。

Topics

大分の乾物屋さん出身

「ホウライヤ」という、カフェらしからぬ店名。オープンしてから知ったことには、お兄さんはご実家が大分の乾物屋さんで、その店名をいただいたのだとか。店内には干ししいたけや海苔が売ってます。そしてサンドイッチにも乾物はさんじゃいます。

HORAIYA店内

秋茄子と切り干し大根のマサラ ¥550

お兄さんが考案するサンドイッチが好きな理由は、なんでそんなことしたの!みたいな食材の組み合わせ。こんな感じで、切り干し大根にスパイスとか入れちゃうわけです。得意の乾物を好き勝手においしくしちゃってます。不思議なのが、合うとか合わないとかの判定をする気にもならないほど、普通に受け入れられちゃうところ。

HORAIYAサンドイッチ
赤いのはパプリカ

ココナッツかぼちゃとサラミ ¥600

ドーナッツとかでありそうな、ココナッツとかぼちゃの組み合わせ。甘い系は好きじゃないけど、秋の新メニューってことで食べてみたらば、味付けがまさかのバルサミコ。こっくりした酸味がほんのり効いた大人味。とんだ裏切りです。最高か。

HORAIYAサンドイッチ

ホットラテ(Mサイズ) ¥550 

ミルクの甘みが際立つ、しっかり深めのお味。前のお店と変わらぬ味!と思ったら、同じ豆でした。「3 cedars coffee」というお名前だけは以前から頭にありつつも、調べてみたらばなるほど大分のロースタリーですと。大分愛!そしてこのロースタリー、かっこいい。

HORAIYAコーヒー

触れずにはいられないこのロゴイラストは、店主の奥様が描いたもの。コーヒー飲んでる人を脳天から捉えちゃうおちゃめっぷり。イラストのテイストのとおり、とってもキュートな奥様なのです。

縁側とは、人生の酸いも甘いも噛み分けたおじいちゃんが、すべてを悟り緑茶を飲む聖域。のはず。それがあるのですこちらのカフェには。こんなペーペーでも、座ることを許された縁側が。人生初の縁側です。どきどきして、ほっこりする。

縁側を初体験

HORAIYA外観

住みたいショーケース

縁側越しに見えるショーケースに、肩を揃えて並ぶサンドイッチたち。オーダー後の待ってる間も、ずっと見ちゃう。なんならもう、この中に住みたい。パンはバゲットと食パンの2種。どちらも焼いてくれます。まだバゲットしか食べたことがないのだけど、軽めのサクサク系で、ちょっとバインミーのパンに似てる。

HORAIYA店内ショーケース

やりたい放題

乾物屋の息子が繰り広げる“乾物×コーヒー”の世界のオリジナリティは無敵。まさにここでしか体験できないやつ。乾物ってだけでも珍しいのに、乾物を楽しく自由に操って、わたくしの乾物への概念をぐりぐり広げてくる。実に楽しい体験ができるカフェです。新メニューでひじきを使ったサンドイッチが登場したみたいなので、近いうちにまた行かねば。

HORAIYA外観

HORAIYA
東京都渋谷区神宮前2-19-10 原電ビル 1F
営業時間:8:30-19:00(水〜月)
※最新の営業時間はお店にご確認ください。

近くのカフェもチェック↓

徒歩30秒

徒歩2分

徒歩4分

Share
Topics